こんばんは。ルーベを11速化しようか悩ましくて死ぬ人です。
105をルーベにつけたいな、でも工賃入れたら10万コースだよなぁ・・・とかルーベとにらめっこしならがウンウン唸ってたところに、さらに悩みを加速されるニュースが飛び込んできました。
新型Tiagra 4700の発表です。
正直かなり欲しいです。
僕の2013年Roubaix Sportは105(5700系)とティアグラ(4600系)のミックス仕様なのでフルティアグラにするとグレードダウンになるわけですが、それを差し引いても幾つか変えたい理由があります。
まずはクランク
かっこ良くなりました! 細かいことはいいんです。かっこいいと思います。
僕の4600クランクがこちら
汚いですね。ほんとすみません。
ですが、ピカピカでも、ここだけは・・・正直かっこいいとは思えないのです。
でも汚いというかロゴが消えかけてるのには愛着わきますね。たくさん走りました
そしてスプロケット。
12-28T
11-32T
11-34T
の三種類が用意されるとのことです。
この前知恵を絞ってTarmacに変態スプロケットをつけたわけですが、11-34ってあなた!
どんだけ楽そうなんですか!
ウルトラワイドレシオになるので頑張って乗るのには適しません。
ケイデンスを90維持! とかいう乗り方には向かないでしょうか。
なんとなくケイデンス80くらいでまったり乗るのには最適だと思います。
これはルーベにはむしろものすごくあってるような、そんな気がしています。
で、まあ、なんといっても気になるのは値段ですよね。
調べてみました。チェーンは消耗品なので、価格には含んでいません。
Tiagra 4700の価格
STI ¥22,425 クランクセット(50-34) ¥11,851 スプロケ(11-32) ¥3,676 ブレーキ ¥6,416 リアメカ(GS) ¥4,255 フロントメカ(ダブル直付) ¥3,137 BB ¥2,251 合計 ¥54,011
ティアグラの比較対象は何といっても105ですよね。
気になったので調べてみました。
105 5800の価格(値上げ前)
STI ¥21,731 クランクセット(50-34) ¥15,378 スプロケ(11-32) ¥5,560 ブレーキ ¥8,838 リアメカ(GS) ¥5,279 フロントメカ(ダブル直付) ¥3,428 BB ¥2,440 合計 ¥62,654
あら、あんまりTiagraと変わらないです。値上げ前なので15%くらい値上がりすると考えても、、、ティアグラとの致命的な価格差ではないですね。
105の価格の比較対象はなんといってもアルテグラ、気になったので調べてみました。
アルテグラ 6800の価格(値上げ前)
STI ¥33,702 クランクセット(50-34) ¥25,737 スプロケ(11-32) ¥8,463 ブレーキ ¥13,345 リアメカ(GS) ¥8,501 フロントメカ(ダブル直付) ¥4,093 BB ¥2,440 合計 ¥96,281
だいぶ上がりました。でも3万円ですよね。
金銭感覚がいかれてる自分にたまにはっとします。
いかれたついでに、デュラエースも気になったので(略
デュラエース 9000の価格(値上げ前)
STI ¥52,789 クランクセット(50-34) ¥56,669 スプロケ(11-28) ¥25,870 ブレーキ ¥33,053 リアメカ ¥21,436 フロントメカ(ダブル直付) ¥10,349 BB ¥3,421 合計 ¥203,587
跳ね上がりました。値上げ前ってつけて、まだ上がるのか…と思います。
よく泥沼に陥るような、実に巧妙なグレード付け、価格付けだと思います。
こうしてみると、
・ティアグラと105の価格はそれほどない
・105とアルテグラの価格差も微妙
こう考えると、ティアグラと105の違いですが、もうこれは価格やグレードの違いではなく方向性の違いなのではないかと思います。
非常に興味深く考えたのは、ティアグラを明確にレース用ではない、ロードバイクの新しいコンポーネントの中核として考えてるのではないかということです。
デュラエース→アルテグラ→105
この序列はまさに縦の序列で、基本的には「グレードが上がれば、価格も性能もあがる」ようにできています。
ところが
105→ティアグラ
の間には必ずしも序列ではない「違い」があるように思います。
その象徴が11-34Tというウルトラワイドレシオのスプロケットのように思えます。
完全にギア比が1:1になるスプロケとか、ツーリングバイクには最高なんじゃないかな…
※ この写真は12-28のようです
ブレーキだけはデュラエースからすべて互換性があるとのことで、これもよく考えてるポイントです。
ブレーキだけアルテグラやデュラにして下りの安全性を確保する。というのはロングライドバイクの必須要件を満たせます。
ツーリング、フィットネスということであれば、10速のワイドレシオが最適かつ必要十分といえますね。
これは真剣に5800と4700で悩まなくてはいけなくなりそうです。
あ、トップ11Tは絶対いらないと思いますけどね。
まだ2016年モデルはあまり出ていませんが、フィットネス、ロングライド志向なら、うまくTiagra 4700をマッチさせたお手頃価格のロードバイクが今年の後半にも登場するのではないかと、楽しみです。
つづく
↓ブログランキングに参加してます。
にほんブログ村